那須烏山市のイベント・祭り情報
栃木県 › 那須烏山市で開催される祭り・イベント
2件のイベント7月24金
🎋 祭り
山あげ祭
国指定重要無形民俗文化財の「烏山の山あげ行事」を行う「山あげ祭」は、1560(永禄3)年から460年以上の伝統を誇り、全国でも類を見ない絢爛豪華な野外歌舞伎舞踊として、毎年7月の第4土曜日を含む金曜日、土曜日、日曜日の3日間行われます。
この「烏山の山あげ行事」が2016年12月1日、全国の国指定重要無形民俗文化財である祭礼行事「山・鉾・屋台行事」33件のひとつとして、ユネスコの無形文化遺産に登録されました。
期間中、若衆は地元の特産である「烏山和紙」に山水を描いた高さ10メートルにもなる「はりか山」などを路上にあげ、奥行き約100メートルにも及ぶ大きな舞台装置を設置します。この山を背景に、踊り子が常磐津の三味(しゃみ)にのり、美しい舞を披露します。木頭(きがしら)(指揮者)の拍子木を合図に、舞台背景が千変万化する仕掛けは見事です。
芸題は「将門」や「戻り橋」、「蛇姫様」が披露されます。一つの舞台が終われば次の場所に舞台を移動し、夏の強い日差しの中、一日に数回、所作狂言が行われます。この一連の作業を行うには約150人の若衆が必要とされ、その一糸乱れぬ団体行動による舞台装置の設置や解体、山があげられる場面は迫力満点です。
期間中は数多くの露店も出て、多くの観客で賑わいます。
8月30日
🎋 祭り
塙の天祭
国の無形民俗文化財に選択されているが三箇(さんが)塙地区の松原寺(しょうげんじ)境内で行われます。この祭りは、鳥海上人(ちょうかいしょうにん)(出羽国出身)が高野山で修行を修め、郷里に帰る途中、この地で病に倒れ、当地に松原寺を開山、享保年間に出羽三山を勧請し、天祭行事と念仏踊りを伝えたのが始まりといわれ、神仏混交の珍しい祭りです。
祭りは日天、月天を中心とした諸処の神仏を勧請(かんじょう)し、神官・僧・行人によって各行事が厳かに執り行われます。そして、鉢巻浴衣姿の地元の子供達が、笛や太鼓に合わせ「綾竹(あやだけ)踊り」や「扇子踊り」を披露すると祭りは最高潮に達します。
かつては、毎年二百十日(9月1日)を中日として、二夜三日にわたって風雨順時、五穀豊穣を祈願し行われていましたが、現在は二百十日に最も近い週末に実施されています。
初日に大世話人の指揮のもと、松原寺境内に天棚を組み立てます。翌日は行人が水垢離(みずごり)をとり、神官・僧・行人が天棚に登り祈りをささげます。その後、お囃子のリズムに乗り法被姿の子供たちが舞台に登場します。太鼓や笛に合わせ、「綾竹踊り」や「扇子踊り」をダイナミックに披露します。天棚上の祭り(神送り)の後、太鼓場で太鼓打ちの奉打(ほうだ)(ぶっきり)があり、翌週には天棚が壊されて祭りが終わります。